2026.03.09
3月5日(木)『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ジャパンプレミアを開催!レッドカーペットイベントの模様をお届けします。

本作のプロモーションのため、世界中を飛び回ってきたティモシー・シャラメがついに来日するとあって、会場には約500名のティモシーファンが押し寄せ満杯に!いよいよティモシーがレッドカーペットに登場すると、会場のボルテージはフルMAX。

大きな歓声が響くなかで、ティモシーに向かってアピールするファンたちから“ティミー”コールもあがり、その熱量に圧倒された様子のティモシー。サインやセルフィー、さらにはハグまで快く応え、たっぷりとファンサービスを実施した。さらに、本作でアカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞にノミネートされたジョシュ・サフディ監督、マーティの最大のライバル・エンドウを演じた川口功人もレッドカーペットに登場、会場に集まったマーティファンから大きな歓声で迎えられた。


ファンサービスを終えてステージに上がったティモシーは、「以前の来日でお会いした方もいて、とても感激しています。素晴らしい監督であるジョシュ・サフディの最新作だし、日本を代表する川口さんも出ています。特別な作品だから、ぜひ早く観てほしいですね」と集まったファンに向けて挨拶。サフディ監督は「今回日本撮影したシーンがあるので、そんな作品を日本に持ってこれてよかったと思っています。撮影はちょうど1年前でした。すごく豊かな文化を育んできた素晴らしい国。すべてのものに意味を見出すという文化のなかで生きていた皆さんに観ていただけるのが本当に嬉しいです」と挨拶し、ジャパンプレミアを迎えた喜びを語った。
本作のクライマックスとなる、エンドウとのリベンジ試合は昨年に上野で撮影。ティモシーに1年ぶりとなった来日の感想を聞くと、「最高の気持ちですね」と回答。上野での撮影については、「僕らはどうしても日本で撮影したいという目的意識を持っていました。もちろんニューヨークでセットを組んで、日本のようにみせるチートはできるけれど、この作品には日本や東京という要素が大きく関わっているから、きちんと日本で撮影することがすごく重要だったんです。世界のみなさんがこの作品を気に入ってくれているので、日本のみなさんもそれに続いてくださるといいなと思っています」と振り返った。

重ねてサフディ監督も「タイムトラベルかのようだった。上野恩賜公園で撮影するとき、講堂を見たんですが、1950年の日本はこうだったのかとまざまざと想像できる景色が広がっていました。実は僕自身日本にゆかりがあって、ひいおじいちゃんが戦後日本にいたことがあるんです。だからこそ僕は、日本人のために日本で撮影したいんだと思ったんです。ロケ地=そこにいる人々なんだという想いで日本での撮影を実施しました。僕にとってものすごく特別なプロジェクトになりました」と語った。

エンドウ役を演じた川口は、マーティとの対決シーンの撮影について「卓球の試合のシーン、すごく難しかったと思うんですが、ティモシーさんの演技は本当にすごかったです。アドリブはもちろんですが、本気のアスリートの顔をしていたので、素晴らしいなと思いました」と振り返った。そんな川口について、ティモシーは「コトは本当に素晴らしい!この作品では役者として出ていますが、本来は素晴らしい卓球選手であって、ご一緒できたのが本当に光栄。アメリカでも美しくてクールなコトのファンがたくさんいて、みんな夢中になっています。その姿を早く日本の皆さんに観ていただきたいですね」と大絶賛。控え室では川口の母と挨拶できたと笑顔で明かした。

ここで、サプライズゲストとして日本の卓球映画の金字塔『ピンポン』(02)で天才肌の主人公ペコを演じた窪塚洋介が登場!大ヒットを祈願して「マーティ・シュプリーム特製熊手」をティモシーにプレゼント。熊手を受け取ったティモシーは感激の表情で、窪塚とかたい握手を交わした。さらに、『ピンポン』を観たという監督は、窪塚の登場に興奮した様子で、壇上で記念撮影まで!


窪塚は「日本には美しい大和撫子たちがたくさんいるのに『なんで窪塚!?』と思われてますよね?たぶんティムとジョシュと川口さんも思ってると思うけど、俺が一番思ってる!」と暴露し会場を笑いに誘うと、「24年前、ティムがデビューする前の作品ですが、卓球という共通点で呼ばれたと思っています。でも、実はもうひとつティムと共通点があるんです。最年少主演男優賞!」と共通点をアピール。続けて「ティムはさわやかで独特な雰囲気をもった素晴らしい俳優ですが、この作品では無責任で最低で破天荒な男を演じています。でも、ティムが演じるとそのめちゃくちゃさがかっこいい生存術に見えてしまう。そんなドタバタストーリーを、本当に楽しみました。とっても面白い映画です」と本作の感想を語った。

卓球選手を演じたティモシーと窪塚。それぞれ参考にしたものを尋ねると、ティモシーは「ドイツのティム・ボールや、1950年代に活躍した卓球選手だけでなく、バレエダンサーのジョージ・バランシン、バスケットボール選手のマージョン・ボーチャンプなど本当にたくさんの方を参考にしました」と回答。対する窪塚は「漫画ですね。松本大洋先生の原作があったので、毎日撮影するシーンを漫画で読んでから臨んでいました」と明かした。
『ピンポン』を観たことがあるという川口は、卓球選手を演じた俳優としてティモシー、窪塚と肩を並べて登壇している状況について、「まさか自分も映画の中に卓球選手として出演して、こういう場に出るとは夢にも思わなかったので、本当にいい機会になりました」と素直な気持ちを吐露。窪塚は「すごい数の俳優が川口さんに嫉妬していると思いますよ。1950年代当時の世界が持っていた日本のイメージをぶった切る侍のようなプレイヤーを、見事に演じていたと思います」と称賛した。
ここで、窪塚からティモシーへ「ほかの作品と比べて目やオーラからしてまるで違っていましたが、作品を通して何を一番意識して、どうやってキープしていましたか?」と質問が飛ぶと、ティモシーは「答えはシンプルで、僕は演技というものに対してパッションを持っていて、その強い想いをキープするということをイメージしていました。それに関してはきっと窪塚さんも同じではないでしょうか。リスペクトしています」と答えた。
続いて窪塚からサフディ監督へ「当時の日本を再現するときに一番気にしていたことはありますか?」と質問を投げかけると、サフディ監督は「あの時代の雰囲気を掴むのが難しかった。現代的な要素と、とそれ以前の要素が丁度かち合っている時代です。どこまで現代性をだすのか、そのバランスが難しかったんですね。日本はすごくユニークで、アメリカではなかなか見つからない景色がたくさんあったので、資料もたくさん読んで臨みました」と回答。実は『ピンポン』の原作を読んだことがあるというサフディ監督は「この企画が始まる7年前にポン・ジュノからもらって読んだんです。ポン・ジュノもいちばんすきな漫画のひとつだと言っていましたよ」ととっておきのエピソードを披露し、窪塚を驚かせた。
最後にティモシーから日本のファンに向けて「この作品を日本の皆様にお届けできることを光栄に思っています。この作品が表現したいことが、日本や日本の方々に合致するんです。だからこそ皆さんにも楽しんでいただきたいですし、僕たちが精魂込めた作品です。ものすごく誇りを持っている一本ですので、ぜひ楽しんでください。皆さん今日は来てくれてありがとう!」と熱い愛のメッセージを送って、イベントは終幕へ。
最後に会場一丸となって叫んだ「マーティ最高!!」の声にあわせてキャノン咆が発射!ド派手な演出に大きな歓声が起こるなか、イベントは幕を下ろした。
